青学生のオシャレ投資ブログ > 投資戦略 > 税金と僕の師匠
突然ですが,問題です.
あなたは,今,株式取引1年目だとします.季節は冬の12月です.
今年は2銘柄買って,まだ売却を経験したことがありません.
あなたは,年末にプレゼントを贈るための資金が必要となり,株を売ることになりました.
2銘柄のうち,どちらかが上がるという確証はないものとします.
あなたはどの行動を取りますか?
①現在含み損をしているA株を売る
②現在含み益を出しているB株を売る
③どっちがどうなるか確証がないので考えてもムダ.
・・・・どうでしょう?
・・・
正解は,①です.含み損を出しているA株を売るが正解です.
理由は,税金です.どちらの株がどうなるか分からないのなら,税金の支払いをしなくてすむA株を売って,損失を確定したほうがいいからです.
株式の売買に関わる税金は,含み益には課税されず,確定した利益にのみ課税されます.
なので,一般的に,年末は含み損の出ている株を売却して税金を節約するという行動が取られます.
私も,例年,含み益を持ち越し,含み損を確定してきたので,ここ2年間はどうにか税法上は赤字にし,税金を繰り延べることに成功してきました.
株式譲渡益税はたかが10%(今は減税中)じゃないかと言われる方もいらっしゃるかもしれませんが,されど10%です.
また,オプションや先物等デリバティブの税金は20%で,これはバカにできません.
株式投資に関しての税率も来年を最後に,再来年から20%に戻る予定です.
100万円の利益に対して20万円です!十分考慮に値する額です.
・・・
私には,トレーディングの師匠がいました.彼は,もう今は卒業してしまいましたが,プロのトレーダーを本業としながら,青学の大学院で税法を研究していました.
そんな彼の教えの中で一番印象的だったものがあります.
『トレーディングの技術はそうそう上手くなるものでは無い,だけど税金に関してなら勉強すればするほど確実に,直接的に利益に結びつく』
これは格言だと思います.
私は,トレーディングはどもう師匠のように上手くはなれませんでした.しかし,税金だけは理性的にポートフォリオを管理して師匠のように優位に上手く処理できるようになりたいと考えています.